翻訳と辞書
Words near each other
・ ビークラブ
・ ビークル
・ ビークル組立棟
・ ビークロイド
・ ビークロス
・ ビーグラッド
・ ビーグリー
・ ビーグル
・ ビーグル (ポストプロダクション)
・ ビーグル (小惑星)
ビーグル (帆船)
・ ビーグル (砲艦)
・ ビーグル2
・ ビーグル2号
・ ビーグル38
・ ビーグルクルー
・ ビーグル・ハーリア
・ ビーグル号
・ ビーグル水道
・ ビーグル海峡


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ビーグル (帆船) : ミニ英和和英辞書
ビーグル (帆船)[びー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほ]
 【名詞】 1. sail 
帆船 : [ほぶね, はんせん]
 【名詞】 1. sailing ship 2. sailing boat 3. sailing vessel
: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 

ビーグル (帆船) : ウィキペディア日本語版
ビーグル (帆船)[びー]


ビーグル(HMS Beagle)は、イギリス海軍の10門の砲を搭載したチェロキー級ブリッグである。ビーグル号の名は、野兎狩りに使われる猟犬ビーグルに由来する〔パトリック・トール著、平山廉監修、南條郁子、藤丘樹実訳 『ダーウィン』 《「知の再発見」双書99》 創元社 2001年 33ページ〕。1820年5月11日にテムズ川ウーリッジ造船所で進水した。建造費用は7803ポンドであった。その年の7月、ビーグルはジョージ4世戴冠式を祝う観艦式に参加し、新しいロンドン橋の下をくぐった最初の船となった。その後5年間は予備艦となっていた。それから調査用のバークに改装されたビーグルは3度の探検に参加した。2度目の航海ではチャールズ・ダーウィンが乗船した。
== 最初の航海 ==
1825年9月、ビーグルはウーリッジでドックに入り5913ポンドをかけて新たな任務のための修理と改装が行われた。砲は10門から6門に減らされ、操船性の向上のため後マストが追加された。そのため、ブリッグからバークになった。
1826年5月22日、ビーグルはプリングル・ストークス船長の指揮の下で最初の航海に出発した。この航海では、フリップ・パーカ・キングの指揮の下、ビーグルより大きな船アドヴェンチャー(380トン)と共にビーグルはパタゴニアティエラ・デル・フエゴ諸島の水路調査を行った。
フエゴ諸島の荒涼とした海域でのより困難な調査に直面して、プリングル・ストークスは深いうつ状態に陥った。マゼラン海峡のポート・ファミンで彼は14日間部屋に閉じこもってしまった。そして、12日間の精神錯乱状態の後、1828年8月2日に自分自身を撃ち死亡した。パーカ・キングがビーグルの副長W・G・スカイリングと共にストークスの後を引き継いだ。彼らはリオデジャネイロへ向けて出港し、そこで1928年12月15日にガンジスに座乗する南アメリカ方面の司令官ロバート・オットウェイ少将が彼の部下のロバート・フィッツロイを一時的にビーグルの船長に指名した。
23歳の貴族、フィッツロイは有能な指揮官であり、また念入りな調査を行った。フエゴ島民の一団が船のボートを盗んだ時には、フィッツロイは彼らの家族を人質として捕らえた。結局彼は二人の男、少年と少女を一人ずつ捕らえ、その4人はイギリスへ連れて行かれた。1830年10月14日、ビーグルはポーツマスに帰還した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビーグル (帆船)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.